診療案内


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顕微鏡について

いろいろな顕微鏡

  • 実体顕微鏡
  • 光学顕微鏡
    一般に、私たち人間の眼はおよそ0.2ミリメートル離れていれば2点を2点として識別できますが、これ以上細かい部分を見分けるのは困難です。光学顕微鏡(小・中学校の理科の授業で使う顕微鏡と同様です)を使えばおよそ0.2マイクロメートル(1マイクロメートル=1,000分の1ミリメートル)離れている2点を識別できます。
  • 蛍光顕微鏡
  • 共焦点レーザー顕微鏡
  • 透過型電子顕微鏡
    透過型電子顕微鏡 電子顕微鏡は光学顕微鏡では観察できないような細かい部分を見るための機器です。一般に電子顕微鏡では0.2ナノメートル(1ナノメートル=1,000分の1マイクロメートル=1,000,000分の1ミリメートル=10,000,000分の1センチメートル=1,000,000,000分の1メートル)離れた2点を識別できます。つまり100万分の1ミリメートルよりも小さな世界を見ることが出来る精密機器です。逆の言い方をすれば、1ミリメートルの長さを1,000m(=1キロメートル)に引き伸ばして観察していることになります。このような超ミクロ世界を観察するためには組織を70ナノメートルという極めて薄い厚さにスライスする必要があり、当然ながら高度な技術と熟練を要します。観察所見は白黒ネガで撮影し現像した後、白黒写真に焼き付けて観察します。より詳細に観察したいときにはルーペで拡大したり、さらに引き伸ばして焼き直すなどします。

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